2014-03

観戦記

佐藤康光七段(当時)「僕らの将棋が一番身体で・・・」

将棋世界1994年1月号、中野隆義さんの第6期竜王戦〔羽生善治竜王-佐藤康光七段〕第3局観戦記「覇者の角出」より。  「皆さん、よく、身体で覚えた将棋って言いますけど、ほんとは僕らの将棋が一番身体で覚えた将棋なんです」  いつにない強い語気...
タイトル戦の食事

王将戦第6局対局場「さんべ荘」

王将戦第6局は島根県大田市の「さんべ荘」で行われる。 →棋譜中継(毎日IDの登録が必要) →中継ブログ 「さんべ荘」は、三瓶山麓にある自然に囲まれた源泉かけ流しの温泉宿(国民宿舎)。世界遺産の石見銀山や出雲大社観光にも最適な立地だ。 三瓶山...
インタビュー・対談

羽生善治竜王、田中寅彦八段、森下卓七段、佐藤康光六段による座談会

将棋世界1993年8月号、座談会「米長邦雄新名人を大いに語る」より。 出席者は、羽生善治竜王、田中寅彦八段、森下卓七段、佐藤康光六段。(タイトル、段位は当時) ―今日は米長新名人誕生に関して大いに語っていただくということで、皆さんに集まって...
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真部一男八段(当時)「中原・米長それぞれの羽生世代対抗作戦」

将棋世界1993年8月号、真部一男八段(当時)の「米長新名人、その意義を考察する」より。  今期第51期名人戦はここ数年の名人戦の中でも特に興味を引かれる組み合わせであった。もっとも米長新名人は周知のごとく七番勝負の常連で、殊に45期からは...
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森信雄六段(当時)「アチャー、それを先にゆうてくれたら、絶対に勝てんかったのに」

将棋世界1991年7月号、大崎善生さんの編集後記より。 最近、絵画鑑賞に凝っているという森信雄五段。「大崎さん、モンジリダニって知ってますか?」 「えっ?」 「知らんやろ、わし最近凄い好きでねえ、何かあの絵見てると安心する」 「モジリアニじ...