2014-04

棋士のエピソード

ヒールになってしまった羽生善治四冠(当時)…前編

将棋世界1994年5月号、河口俊彦六段(当時)の第52期A級順位戦プレーオフ〔谷川浩司王将-羽生善治棋聖〕観戦記「牙をむいた天才」より。  楽しみは尽きない、と書いて、『将棋マガジン』誌、A級順位戦最終戦の観戦記の結びとした。  考えてみる...
随筆

中田功五段(当時)「親には何も言うなよ」

将棋世界1994年4月号、中田功五段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば・・・」より。  待ったが、許されるならば・・・。 この題名を見れば過去の事を思い出すのが自然だが、私の場合、あまり印象に残る将棋がない。  大きな勝負を経...
観戦記

屋敷伸之五段(当時)の鬼のような勝局

将棋マガジン1990年7月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。  昼休みのガランとした対局室を見て回っていたら、一つ潰れている局面があった。シーズンオフの対局ではしばしばあるから驚かないが、対局者を見てビックリ。  潰されているのは...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazon売上TOP30(4月12日)

amazonでの将棋関連書籍売上TOP30。(電子書籍を含む。価格欄が空白のものは電子書籍) 将棋世界 2014年 05月号 価格:(税込)発売日:2014-04-03 将棋世界 2014年 05月号 価格:¥ 800(税込)発売日:201...
棋士のエピソード

「悪童そうに見えて実は可愛げもあり、強そうでなんとなく頼りない」

将棋世界1994年6月号、大崎善生編集長(当時)の「第53期順位戦」より。 全員にチャンス<B級1組>  「こうなったらA級復帰最多記録を作りますよ」。B級1組陥落間もない頃の田中寅の言葉。手痛い敗戦であったろうが、本人は元気一杯、少しもめ...