随筆 「残念ながら、指し手が邪魔をして血の雨を降らせることがでけん。前言取り消しだよ、ご免な」 将棋世界1983年2月号、故・天狗太郎さんの「名将戦の一日」より。 『週刊文春』の名将戦の観戦記に、私は情熱を傾ける。9期めを迎えて、おそらく200局近くは書かせていただいたことだろう。 観戦記者生活は、37年めになる。正確に勘定できないが... 2015.07.29 随筆