2017-01-10

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藤井猛竜王(当時)「あの頃は将棋しかなかった。負けることは自分の存在価値を否定されることに等しかった。魂の傷は癒えることがなかった」

将棋世界2000年5月号、藤井猛竜王(当時)の昇級者喜びの声(B級2組→B級1組)「魂の傷」より。  雑然と過ぎていく日常の中で、私はどれだけあの時の気持ちを持ち続けていられるだろうか。  プロになって初めての順位戦、C級2組一年目の成績は...