井上慶太八段、船江恒平二段、斎藤慎太郎4級、里見香奈女流2級による詰将棋解答対決

将棋世界2005年10月号、浦野真彦七段(当時)の「詰将棋サロン解説」より。

 近鉄将棋まつりで、解答競争「詰-1グランプリ」の進行役をつとめる。まず小学生の部があり、ハイスピードで解答していく少年達に場内騒然。

 その余韻残る中始まったメイン対決、メンバーは、井上八段、看寿賞作家・船江二段の師弟、1日10題は詰将棋を解くという里見女流2級、昨年度小中学生の部チャンピオン斎藤4級。

 熱戦の末優勝したのは、お客さんによる勝者予想で1番人気だった船江二段。熱い声援を受けながらも弟子に負けた井上八段はガックリ。

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将棋世界同じ号の巻末に近いページより。

詰-1グランプリ

 まず斎藤4級、そして船江二段が正解。「井上八段は同学年なので頑張ってほしい」と浦野七段。直後に井上八段が正解してガッツポーズ。会場はやんやの盛り上がり。続いて次問でも井上の手が上がる。2問先に正解すると決勝に進むことができる。井上、決勝進出か?

 ところが答え合わせの際に「あっ、間違えてましたわ」と正直に井上八段が告白。下図がそれ。さあ、あなたは間違わずに正解できるか。

(以下略)

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絶妙な出場者。

最後に出てくる詰将棋は岡田敏さん作で、飛車の不成、打ち歩詰めに誘う合駒、更にはその合駒を飛車の不成で取るような手順が含まれている非常に難解な13手詰。

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「詰-1グランプリ」は、この後(2008年~2010年)、NHK衛星放送の正月番組『大逆転将棋』の中でも行われていた。

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熱い声援を受けながらも弟子に負けた井上八段はガックリ、と書かれてはいるが、井上慶太八段(当時)は弟子の船江恒平二段(当時)の優勝が嬉しかったと思う。

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船江恒平二段(当時)と看寿賞受賞作。将棋世界2005年9月号)

 

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