「羽生先生のあの眼鏡は変装用なのですか?」

将棋マガジン1996年3月号、「直撃!!棋士の秘密」より。

近代将棋1996年2月号より、撮影は炬口勝弘さん。

直撃1

 1994年の月刊カドカワでCHAGE&ASKAの特集をやった際に羽生竜王・名人がメッセージを載せていましたが、ファンなのですか。もしそうでしたら好きな曲を教えて下さい。

羽生竜王・名人の回答

 ファンです。まだ行ったことはないですが、機会があればコンサートに行ってみたいと思っています。特に「ラブソング」という曲が好きです。

直撃2

 10月15日に放送された「超天才・羽生善治」に出演されたときに縁なしの眼鏡をかけていましたが、それ以来その眼鏡をかけているのを見たことがありません。あの眼鏡は変装用なのですか?

羽生竜王・名人の回答

 あの縁なしはスペアの眼鏡です。あの番組の収録の時、たまたま普段使っている眼鏡が壊れていたため、そちらの眼鏡を使いました。

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CHAGE&ASKAの「LOVE SONG」を確認してみると、JAL’92 沖縄キャンペーンCMソングということだったが、個人的には初めて聞く曲だった。

CHAGE&ASKAといえば思い出すのは「ふたりの愛ランド」、と書こうとして念のため確認してみると、この曲は石川優子+チャゲ&飛鳥ではなく石川優子&チャゲだったことを知る……

いかにCHAGE&ASKAと私は縁遠いことか。

それにしても、月刊カドカワ編集部は、どのようにして羽生善治四冠(当時)がCHAGE&ASKAのファンだと知ったのだろう。

月刊カドカワ 1994年2月号 VOL.12   NO.2 表紙&総力特集CHAGE & ASKA  チャゲ&飛鳥

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「あの眼鏡は変装用なのですか?」というのが可笑しい。

縁なしの眼鏡は不思議なもので、縁あり眼鏡をした時と印象が変わるのはもちろんのこと、素顔とも印象が変わる。

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マスクをするのが日常になると、冬の眼鏡はどうしても曇ってしまうので、最近は眼鏡(縁なし)をかけないようにしている。

先日、知っている人にあいさつをしたら、最初、自分だと気づいてもらえなかった。

マスクをしている状態で眼鏡をはずすと、かなりの変装効果があることがわかった。