末席幹事

棋戦

王位戦秘話(3)

将棋世界2003年10月号、高林譲司さんの「王位戦秘話」より。  タイトル戦の場合、対局室の厳粛さを保つことには最大限に腐心するものの、記者室や食事の席は存外和やかなものである。どうやら王位戦はその雰囲気が一層顕著のようで、ついついハメを外...
棋士のエピソード

王位戦秘話(2)

将棋世界2003年10月号、高林譲司さんの「王位戦秘話」より。昨日からの続きを。  Sくんは飛行機が初めてだった。乗客は搭乗手続きをしたあと、荷物検査のゲートをくぐる。人間もバッグも金属探知機を通過しなければ飛行機に乗せてもらえない。初めて...
棋士のエピソード

王位戦秘話(1)

将棋世界2003年10月号、高林譲司さんの「王位戦秘話」より。  王位戦を担当して18期目に入った。投書30代半ばだった記者も50歳をこえた。それを思えば長い年月が過ぎたものだと感慨がないわけではないが、一方で、あっという間の18年だったこ...
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伝説の「島研」の旅行会

島朗九段、羽生善治二冠、森内俊之名人、佐藤康光王将による「島研」。 一度だけやった旅行会がどのようなものだったのか。 将棋世界2002年8月号、『伝説の「島研」同窓会』より。―将棋以外で思い出はありますか。 島 会費がかなり貯まったので、一...
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針のむしろでも平気

将棋マガジン1988年6月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。  タイトル戦では、夕食休みにまつわるエピソードが数多くある。二日間の対局だと、二日目の午後6時頃が、山場となる時間帯で、夕食休みの時間をめぐってかけ引きが盛んになる。 ...