奨励会

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「いや本当かよ。先ちゃんこんな事もするのか」

将棋世界1987年11月号、駒野茂さんの「関東奨励会レポート」より。  職場や学校で、仕事や授業が始まる前など、ワイワイガヤガヤのおしゃべりなどは、日常茶飯事だ。  奨励会もしかり。  幹事の来る10分前位が、一番話しが盛り上がっている。 ...
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「明けブタ」という奨励会用語

将棋マガジン1991年3月号、駒野茂さんの「三段リーグ&奨励会NEWS」より。  三段リーグは年2回(4月~9月、10月~3月)行われるが、どちらも同じ条件かというとそうでもない。正月越えの10月~3月の方が、気合いの持続、精神面でつらいの...
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丸山忠久新四段(当時)「読書は嫌いですが、将棋の本、特に詰将棋はよく見ます。あれは、読書というより、図形の問題をやっているようなものですから」

将棋マガジン1990年5月号、駒野茂さんの「三段リーグ&奨励会NEWS」より。 昇段者の紹介  丸山忠久新四段は早稲田大学社会学部在学中(1年)。  大学生なら、友達に誘われて色々なスポーツ、趣味をこなすだろうなぁ~、と思って聞いてみたら、...
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豊川孝弘3級と郷田真隆4級の意表の一手の応酬

近代将棋1984年6月号、片山良三さんの「駒と青春」より。  現代は時間との戦いです。というナレーションから始まる、テレビのクイズ番組があります。  問題自体はさほど難しくないものばかりなのですが、60秒の間に矢継ぎ早に12問も出題されると...
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二上達也九段「どうも私の目が高かったというより、運が良かったということのようで」

近代将棋1985年10月号、若谷純さんの「駒と青春 大器あいうつ」より。 「A級八段はまず間違いないでしょうね」  毎月一度、報道関係の記者らが参集する、東京将棋記者会なる会合がある。将棋連盟との意見のやりとりや情報交換の後は軽く一杯やりな...