振飛車党の古き良き時代

振飛車党の古き良き時代

東公平さんの名文

名観戦記者の代名詞といわれた東公平さんの、印象に残る文章を紹介したい。中原誠十六世名人が「最も印象に残るタイトル戦」という、1972年の名人戦の、第5局が終わった段階での、将棋世界に掲載されたものの抜粋。東公平さんは、このときの名人戦の第3...
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中原誠十六世名人の「最も印象に残るタイトル戦」(5)

中原誠十六世名人が「最も印象に残るタイトル戦」という、1972年の名人戦の第5局。振飛車対棒銀の手本となるような、大山名人会心の一局。大山名人の三間飛車に対して、中原挑戦者は、第2局と第3局で失敗した棒銀を、あえてぶつけてくる。ここから大山...
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中原誠十六世名人の「最も印象に残るタイトル戦」(4)

中原誠十六世名人が「最も印象に残るタイトル戦」という、1972年の名人戦の第4局。後手の大山名人、中飛車から3筋へ飛車を転換。大山名人の自戦記より。「一戦目から振飛車をつづけているが、振飛車戦法にとって正念場とも思っている。みじめな負け方を...
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中原新名人が誕生する年の将棋世界記事「名人戦をこう見る」

飛び飛びで、「中原誠十六世名人にとって最も印象に残るタイトル戦」である、1972年の名人戦の模様をブログで書いているが、当時は、将棋ファンの各界著名人や業界人による「名人戦をこう見る」という予想記事が10頁に渡って将棋世界に載った。一人あた...
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中原誠十六世名人の「最も印象に残るタイトル戦」(3)

中原誠十六世名人が「最も印象に残るタイトル戦」という、1972年の名人戦の第3局。大山名人は、1局目が三間飛車、2局目が中飛車、本局が四間飛車と、毎回筋を変えてくる。中原挑戦者は、第2局に続き、棒銀で立ち向かう。銀と金を組替える大山流。図は...