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NHK将棋講座2021年8月号「豊川孝弘七段-千田翔太七段戦」観戦記

今日は、NHK将棋講座最新号の発売日。 ◯表紙は、佐藤康光九段のイラスト。 ○「わが道をゆく 第5回 阿部健治郎七段」、文は椎名龍一さん。高校卒業(当時、奨励会三段)まで山形県酒田市していた阿部健治郎七段の、地方在住というハンディの中での強...
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郷田真隆六段(当時)「将棋は、神様でもコンピュータでもなく、人間が楽しむために生まれたものなのだから」

将棋世界1997年10月号、郷田真隆六段(当時)の「長考をめぐる考察」より。  1年間本稿にお付き合い頂き有難うございました。  分かりにくい面が多々あったかと思いますが、読者の皆さんに何らかのご参考になれば幸いです。 ※ ※ ※  一つの...
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「そう、ふたりは将棋の虫なのだ。前日の観光中もバスの最後尾の席で、名人戦最終局の話に熱中していた」

将棋世界1997年8月号、産経新聞の保坂勝吾記者の第68期棋聖戦五番勝負第1局〔三浦弘行棋聖-屋敷伸之七段〕観戦記「みちのく決戦」より。  棋聖戦五番勝負の夏がまたやって来た。ふと羽生七冠王から三浦棋聖が初タイトルを獲得した1年前の興奮がよ...
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真部一男八段(当時)「遠い昔、将棋を覚えたての頃、雑念など一切なく将棋と親しんでいた記憶が呼び覚まされたようである。若い二人が眩しくも見えた」

将棋世界1997年9月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。  先日引っ越しということをやってみた。  前の住居には20年程も住んだので、まあ気分転換といった意味合いが強い。  それで今更何をと言われそうだが、引っ越しが大事であるのを...
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加藤一二三九段「私の想像で、会食の時によくしゃべる方が調子が出るという対局者は少ないであろう。私はいま、時々立会人になる事があるが、この時はいろいろと楽しい話をするようにしている」

将棋世界1997年8月号、加藤一二三九段の「私の将棋史」より。  昨年本誌で、「思い出の戦場」という企画があり、私は「福田家」での思い出などを語った。私はいまも、時折この「福田家」の前を通りすぎる事がある。私の代表的な将棋は、ここで指された...