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村山聖六段(当時)「井上先生、1回だけでいいんです。負けて下さい」

将棋世界1992年2月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 大阪」より。 昼休後の棋士室は満員盛況。南棋聖、木下(晃)六段、小阪六段、松浦六段、村山六段、有森六段、加瀬五段、伊藤五段、阿部五段・・・。そこに井上六段が現れた。どうも表情が...
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「森内名人の力戦振り飛車で勝とう」

将棋世界2003年3月号、森内俊之名人の「一手啓上」より。 昨年の10月からNHK将棋講座で講師を担当している。将棋番組に対局者やゲスト解説者として出演することはあっても、自分で番組を持つのは初めてなので、とても新鮮な気持ちである。 講座は...
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叔父さんは森けい二九段

将棋世界1991年11月号、「棋士交遊アルバム 森けい二九段&玉海力」より。 若貴ブームで大相撲が人気を集めているが、森九段のオイの玉海力が秋場所で待望の新入幕を果たした。 玉海力(たまかいりき)。片男波部屋、東京都出身、25歳、本名、河辺...
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郷田真隆王位(当時)「先崎くんと飲むときは彼、払わせてくれないんです」

近代将棋1993年1月号、「棋士インタビュー 郷田真隆王位の巻 走れ!若武者」より。 将棋界の最下位であるC2組・四段の棋士がタイトルを獲った。いわゆるまぐれとは違う。棋聖・王位の二大タイトルを最強棋士と目される谷川四冠王と堂々と戦い、もぎ...
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佐藤康光王将(当時)の脱皮

将棋世界2002年7月号、故・真部一男九段の「将棋論考」より。 5月13日、棋聖戦挑戦者決定戦が東京の将棋会館で行われた。 丸山名人対佐藤王将、最も興味ある取り組みの一つだ。当日、私も王将戦の予選を指していたのだが、相手が記録部門三冠王の木...