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棒銀原理主義者

将棋世界2003年5月号、日浦市郎七段(当時)のA級順位戦最終局「挑決は羽生VS佐藤に」より。 谷川浩司王位対藤井猛九段戦は勝った方にプレーオフの可能性が残る。先手藤井の四間飛車はいつも通りだが谷川が後手で棒銀というのが珍しい。 余談だが、...
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非常に謙虚な三浦弘行四段(当時)

将棋マガジン1994年10月号、「今月の記録」より。〔勝率〕 有森が少し星を落とし、代わって三浦が一位となった。その三浦だが、ある日編集部に来て、「応募の葉書を出さなかったんですけど、羽生名人の就位式に行っていいのですか?」と尋ねた。この謙...
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2002年の「伝説の島研同窓会」(前編)

将棋世界2002年8月号、『伝説の「島研」同窓会』より。―島研が誕生したそもそもの始まりからお願いします。島 随分前の話なのでよく覚えていないんですよ(笑)。最初は佐藤さんと森内さんの3人で始めたんです。たぶん、2人にはぼくの方から何らかの...
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達人同士の会話

将棋マガジン1988年7月号、「インタビュー’88 二上達也九段の巻」より(記 信濃桂さん)。 かつて二上九段の将棋を観戦した時だ。試合が終わり、感想戦も終盤に差しかかったあたりで、ふらりと大内九段が顔を見せた。記録係の横でしばらく駒の動き...
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藤井猛九段とウルトラマン

将棋世界2003年7月号、巻頭コラム「一手啓上 第7回 藤井猛」より。 子供が幼稚園に通い始めた。男の子に人気なのがウルトラマンとアバレンジャー。「明日は◯◯君に負けないぞ!」と、毎日戦いごっこに夢中になっている。もちろん大きくなったらウル...