読む

読む

棋士の結婚1995

近代将棋1995年6月号、湯川恵子さんの「女の直感」より。 塚田泰明八段と高群佐知子初段が婚約しましたね。 二人の仲は3年ほど前から噂には聞いていた。”早指し戦事件”というのがあった。テレビ東京の早指し戦に二人そろって出演する予定があり、た...
読む

「画学生と将棋を指す若い夜店商人」の淡い物語

大晦日の夜に読んで、とても印象深かった随筆。将棋世界1973年3月号、町田進さんの将棋随筆「将棋の駒音」より。 Kさん(女性)は、画学生だったころ、上野の桜木町のアパートに住んでいて、近くの動物園に通って鷲ばかりスケッチしていた。 夜になる...
読む

寒さを吹き飛ばすような話

寒い日が続く。今日は、寒さを吹き飛ばすような話を。将棋マガジン1995年10月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。☆暑さボケ矢倉四段「あれ、切符どこにやったっけ」畠山(鎮)五段「あ、俺もや」タマ「もう、皆、今日暑いからボケてるな...
読む

しのぎの井上

近代将棋1997年6月号付録、「初めての棋戦優勝シリーズ 羽生善治四段初優勝編」、鈴木宏彦さんの1986年の第10回若獅子戦「羽生善治四段-中田功四段戦」の観戦記より。 ちょっと話は飛ぶが、新若獅子となった井上慶太四段につけたニックネーム「...
読む

深い言葉

将棋マガジン1995年9月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。☆兄弟弟子(対局終了後)内藤九段「淡路君、もう帰るんか?」淡路八段「はい」内藤「ほな、一緒に帰ろう」淡路「はい。でも先生、雨がだいぶ降ってますよ」内藤「・・・・・・雨...