読む

読む

真部一男八段(当時)の深夜の憂鬱

将棋世界1999年9月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 遂に我が将棋連盟にも禁煙化の波が押し寄せてきた。会報で通知されていたようだが迂闊にも見落としていた。 まだ全面禁煙といった過激な事態には至っておらず、記者や棋士の溜まり場で...
読む

郷田真隆棋聖(当時)「これまで、少し遠回りしてしまったかなと思うこともあったけれど、丁度いい区切り、気持ちも新たに頑張っていきたいと思う」

将棋世界1999年5月号、郷田真隆棋聖(当時)の「昇級者喜びの声(B級1組→A級)より。 今年度、4月からの前半戦は自分でも驚くくらいの成績が残せた。 必ずしも内容の伴うものではなかったが、決断よく指していた事が勢いを生んだのだと思う。 7...
読む

谷川浩司棋聖(当時)の石田流退治

今日は、谷川浩司棋聖(当時)の石田流崩し。将棋世界1999年10月号、関浩五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。棋王戦 谷川-森(雞)戦は相穴熊で、谷川が石田流崩しの好見本を示してくれた。 1図から▲1五歩△同歩▲3六歩△同歩▲1五香と仕掛...
読む

深夜の森雞二九段と郷田真隆棋聖(当時)

昨日の続き。将棋世界1999年5月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 早いものでもう桜の季節となった。 とはいっても相変わらず土中の虫のような暮らしをしている当方にとっては、世間の出来事のような感じだ。 これでも10年程前までは人...
読む

順位戦最終局のどっきりカメラ的な光景

B級1組順位戦最終局の日の出来事。将棋世界1999年5月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 南九段と田丸八段が負け、田中九段と森九段の、昇級と残留が決定してしまった。さっきまで控え室で遊んでいた森九段も、夜戦になると顔を見せな...