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「息子いわく『プロになりてえ。棋力は羽生と谷川が合体して、しゃべりは先崎』だそうです」

将棋マガジン1993年2月号、読者の投稿欄「コマゴマ掲示板」より。 小学1年の息子は、将棋が大好き。私が働いているので、今年の春休みは、保育園卒園後の4月初めに預かってくれるところをさがさなければなりませんでした。苦肉の策で保育園代わりに行...
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花村元司八段(当時)「ハダカか、せめて浴衣で指さしてくれたら、わしは塚田さんにも大山さんにも、負ける気はせんのだがなあ」

将棋マガジン1993年1月号、東公平さんの「升田幸三物語」より。 さて、昭和30年度のA級順位戦は、その花村八段と升田が8勝2敗の同率になった。決定戦三番勝負では1勝1敗のあと、升田が頓死を食い、花村が挑戦権を取った。作戦勝ちして「楽勝」と...
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小池重明六段追善将棋大会

近代将棋1992年11月号、「駒音の聞こえる町」より。小池重明六段追善将棋大会 日時:1992年10月25日(日)午前9時30分 会場:石岡市民会館2F 方法:抽選によるトーナメント戦 持時間:30分40秒 会費:5,000円 賞金:優勝3...
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三浦弘行四段(当時)の趣味

将棋マガジン1992年12月号、「新四段誕生」より。三浦弘行(みうら・ひろゆき)三段リーグは第9回に初参加。わずか3期で突破した。18歳四段、大型新人に間違いないが、今回は伊藤能新四段の話題が大きすぎて、少々影が薄くなってしまった。 生年月...
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天野宗歩が手加減をした将棋

近代将棋1992年12月号、内藤國雄九段の「天野宗歩余話」より。「7二玉では将棋は指せない。8二玉でなければ」私の師匠はまだ棋士の卵であった私によく言ったものだ。 この正しさは後に実感として体験した。今の若手も7二玉(3八玉)型は指さない。...