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米長邦雄九段「冒頭に『米長邦雄九段、キの人である』とある。おそらくこれは何かの間違いだろうと思っておったのだが……」

将棋世界1992年4月号、写真家の中野英伴さんの「棋士とその風景 第4回 米長邦雄九段」より。 米長邦雄九段、キの人である。人は誰しもが皆それを言う。字源に拠るとキは、草木の芽が地表にわずかに現出した形を説く。米長少年のその時その芽は、姿正...
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大野八一雄五段(当時)「最近、中川は、そっと近づいて来ては人の腕と胸をさわる」

将棋世界1992年4月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。全日本プロ 4図は羽生が△9七桂と打ったところ。この桂馬は成香にヒモをつけただけの一着。 この手だけを見れば、羽生苦戦と思ってしまうが形勢は羽生優勢というのだから驚く...
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森下卓六段(当時)の壮大な盤外作戦

将棋マガジン1992年3月号、読売新聞の山田史生さんの「第4期竜王戦七番勝負を振り返って」より。 太陽のギラギラ照りつけるバンコクでスタートした竜王戦七番勝負は、雪の舞う冬の天童で幕を閉じようとしていた。 第7局は暮れもおしつまった12月2...
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増田康宏六段が言っていたとしても不思議ではない1992年の「森下語録」

近代将棋1992年2月号、田辺忠幸さんの「将棋界 高みの見物」より。 ある正月用の企画で、竜王戦で活躍中の森下卓六段と、囲碁の青木喜久代女流鶴聖との対談が実現した。 私が司会をしたのだが、内容は森下の独演会に近く、彼の弁舌は大いに振るった。...
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究極の盤外作戦

将棋マガジン1992年3月号、米長邦雄九段の「第4期竜王戦七番勝負 シリーズを総括する」より。 振り返ってみて、森下六段にとって惜しまれるのは七番勝負の前半戦である。 とにかく、開始の時には王座を福崎八段に奪われるということもあって、谷川竜...