読む 村山聖八段(当時)「ひょっとしたら電話がくるかもしれないと思って待っていたんです」 将棋世界1997年4月号、第30回早指し将棋選手権戦決勝「村山聖、初の栄冠をつかむ!!」より。 今年で30回目という節目を迎えた早指し将棋選手権戦。テレビ将棋対局としての放映も今回の決勝戦で1279回を数える。 その決勝へ勝ち進んできたのは... 2021.04.09 読む
読む 村山聖八段(当時)「あの、困ったことが……」 将棋世界1997年3月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。1月10日 A級順位戦がいよいよおもしろくなった。挑戦者争いは、谷川・森下が好調で楽しみだし、降級者争いも、中原・米長が危ないとは、時代が移りつつあることを感じさせる。 ... 2021.04.07 読む
読む 井上慶太八段(当時)「A級は大変な所。みな強い。ここでどれだけやれるか。勝負ですね」 近代将棋1997年5月号、グラビア「A級の土俵で 井上慶太新八段」より。 晴天の昼下がり。大阪を四方に見渡す通天閣の展望台からの眺めは格別だ。「長いことこちらに居てますけど、昇ったんは初めてですわ。気持ちええですね」と井上八段。 趣味はドラ... 2021.04.03 読む
読む 中井広恵女流五段(当時)「奨励会での経験は他の何にも変えられない私の財産。四段になれなかったのは残念だけど、またちゃんと別に目標ができたから」 近代将棋1997年2月号、中井広恵女流五段(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。 今月は私自身の奨励会時代の事を書かせていただこうかと思う。 私は昭和58年に奨励会に入会した。当時は入会希望者が多くて、東西合わせて100人以上が受験... 2021.04.01 読む
読む 佐藤康光八段(当時)「さすがに気が滅入るが、なにか良い厄払いの方法はないものだろうか」 将棋世界1997年1月号、佐藤康光八段(当時)の第68期棋聖戦〔対 内藤國雄九段〕自戦記「内藤自在流に完敗」より。 今月は棋聖戦二次予選の内藤九段との一局を振り返ってみたい。 リーグ入りの大きな一番である。 私が大阪に遠征しての対局である。... 2021.03.27 読む