読む 木村一基七段(当時)「先崎さんの表情はいいねえ」 将棋世界2005年8月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 残る一つの、高橋九段対先崎八段戦は、これも大熱戦だが、終始先崎八段が僅かにリードしていたようである。先崎八段の気合いの入りようは凄まじく、木村七段が控え室で「先崎さんの... 2019.09.25 読む
読む 升田幸三実力制第四代名人「おっと、こんなこと教えちゃいかん。今ので実力四段が五段になってしまう」 将棋マガジン1987年5月号、「升田幸三、登場!!全日本プロトーナメント三番勝負〔中村修王将-大内延介九段〕を斬る 大内の腕力、勝りけん」より。記は中野隆義さん。〔第1局〕―序盤は、中村王将の居飛車対大内九段の中飛車というすべり出しとなりま... 2019.09.23 読む
読む 「将棋界で”マッチ”といえば関西のハンサム棋士、浦野真彦六段を指す」 近代将棋1989年10月号、田辺忠幸さんの「将棋界 高みの見物」より。 ”マッチ”といっても、中森明菜の自殺未遂事件で男を下げた近藤真彦のことではない。将棋界で”マッチ”といえば関西のハンサム棋士、浦野真彦六段を指す。 このマッチの株が、こ... 2019.09.21 読む
読む 中原誠十六世名人「そのとき私が”くれぐれも酒には気をつけてください”なんて話をしてはいたのですが……その二人も、いまはもういません」 将棋マガジン1988年6月号、中原誠名人の「私のベスト十二局」より。 王将戦の時期と、名人挑戦者決定戦決定の時期とが近いので、そのあたりのことにも触れておこうかと思います。 この年度(1984年度)のA級リーグは出場者が9人(大山十五世名人... 2019.09.20 読む
読む 「将棋連盟が甦った日」 近代将棋1988年10月号、湯川博士さんの書評エッセー「将棋連盟が甦った日」より。 悔しいが、将棋小説はあまり部数が出ないといわれている。 知り合いにSF小説の売れっ子作家がいて、将棋を少々指す。彼が出版社の奨めもあって将棋小説を書き、まと... 2019.09.18 読む