随筆

「残念ながら、指し手が邪魔をして血の雨を降らせることがでけん。前言取り消しだよ、ご免な」

将棋世界1983年2月号、故・天狗太郎さんの「名将戦の一日」より。 『週刊文春』の名将戦の観戦記に、私は情熱を傾ける。9期めを迎えて、おそらく200局近くは書かせていただいたことだろう。 観戦記者生活は、37年めになる。正確に勘定できないが...
読む

非業の天才棋士

将棋世界1983年1月号、金子金五郎九段の「将棋を考える」より。 われわれプロは感覚という言葉を使う。たとえば、同じ棋力の同士の対局がすんだ後、感想戦に移ったとき「この手は自分の感覚とちがっていた」などという。大局的な意味であるが、その手の...
観戦記

森雞二八段(当時)「おいしそうだな、2個は食べられないでしょう」、中原誠棋聖「いや、食べる、食べる」

将棋世界1983年2月号、福本和生さんの第41期棋聖戦〔中原誠前名人-森雞二棋聖〕第1局観戦記「中原自然流の復活」より。 83年の将棋界で、ファンの注目の一つに中原の復調がある。無冠となった中原が、タイトル戦線でどんな活躍ぶりをみせるかが関...
インタビュー・対談

阿久津主税五段(当時)「やべえ強すぎる」

近代将棋2005年3月号、「阿久津主税へ100の質問」より。1.将棋を始めて何年になりますか?覚えたのが小1、本格的に始めたのは小4。2.将棋を最初に教わったのは誰からですか?アマ初段くらいの父親から。3.好きな駒は何ですか?銀。4.入玉は...
将棋関連新刊書籍

2015年7月将棋関連新刊書籍

2015年7月の将棋関連新刊書籍。