観戦記

羽生善治王将(当時)新幹線伝説

将棋世界1998年3月号、塚田泰明八段(当時)の第47期王将戦〔羽生善治王将-佐藤康光八段〕第1局観戦記「構想力の勝利」より。 羽生はこの将棋が「指し初め」ではなく、1月5日に早くも新年第1局を指し、翌6日は「札幌東急将棋まつり」に出演。そ...
随筆

中原誠十六世名人「ピンクレディーって可愛いですね」

将棋世界1986年2月号、東公平さんの「ご縁の深い名棋士 晴天平歩 中原誠名人」より。 初めて私が観戦記を書いたのは近代将棋社主催のアマプロ対抗戦であった。中原2級対吉田直躬アマ四段で、勝敗は忘れたけれど、中原2級が兄弟子の芹沢さん(当時六...
随筆

大山康晴十五世名人「お金というものは女房と税務署に知れると、もうお金じゃないよね内藤さん」

将棋世界1993年8月号、内藤國雄九段の連載エッセイ「棋士と寿命と大山さん」より。 深夜まで戦って敗れた日は、帰るときに履く靴がぐさぐさで、自分の靴ではないように感じられることがある。靴の中まで冷えきるような寒い夜は、とくにやりきれなく思っ...
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「縁の下の力持ち」の引退

将棋世界1992年6月号、奥山紅樹さんの「棋士に関する12章 『引退』」より。 3月31日―。 一人の棋士が静かに棋界を去った。吉田利勝七段。八段昇段まであと6勝、59歳の誕生日を数ヶ月後に控えての引退である。 棋士(四段)になったのは19...