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感激し絶句された原田泰夫九段の俳句

将棋世界1999年6月号、大崎善生さんの「編集部日記」より。4月6日大島六段が新事務所へ。しばし俳句談義。大島さんは新聞に何回も入選している知る人ぞ知るハイカー(そんな言葉あるのか?)。話は将棋界の俳句の大御所、原田九段の話になり、そして大...
棋士のエピソード

剃髪の木村一基七段(当時)

将棋世界2003年10月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 まず、木村七段の剃髪から話をはじめることにしよう。 7月29日の午後、何気なく特別対局室に覗くと、木村七段のツルツル頭が目に入った。驚いた気配を感じてか、木村君はテレたように...
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藤井システムの優秀性を二番目に気づいた棋士

将棋世界1999年11月号、森下卓八段(当時)の連載自戦記「あきれ返った大錯角」より。 さて、藤井猛竜王と鈴木大介六段を純粋な振り飛車党とすれば、私は純粋な居飛車党、そして羽生四冠は居飛車を主体とするオールラウンドプレイヤーと言えるだろう。...
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群馬に鈍牛あり。ニューヨークの藤井猛七段(当時)

将棋世界1998年12月号、野村隆さんの第11期竜王戦〔谷川浩司竜王-藤井猛七段〕第1局観戦記「藤井システム初見参!!」より。 竜王戦海外対局は今期で9回目となるが、アメリカでの開催は2年前のロサンゼルスに続き2度目である。 10月12日、...
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村山聖八段(当時)「もし余詰めを見つけたら、いくら頂けます?」

将棋世界1998年1月号、神吉宏充六段(当時)の「今月の眼 関西」より。 毎週、日刊スポーツ紙に掲載している双玉詰将棋、先日出題したものは簡素形でかつ手順も良く、自分ではかなり納得できる作品だった。余詰めの検討も、自分の目と森田将棋でバッチ...