竜王戦第6局は渡辺明竜王が勝って、0勝3敗からタイへ持ち込んだ。
以前書いたことだが、将棋ペンクラブ前会長の高田宏さんの言葉、
「タイトル戦で、どちらが勝てばニュース性が高いだろうと考えることがある」
渡辺竜王が勝てば
・24歳で、初の永世竜王
・史上初の、タイトル戦、3連敗後の4連勝
羽生四冠が勝てば
・永世七冠獲得
将棋以外のマスコミ的には「永世七冠獲得」のほうがニュース性が高いと判断していたかもしれない。
しかし、羽生永世七冠を阻止したのが、羽生世代の一回り年下の棋士で、しかも史上初のタイトル戦3連敗後の4連勝となれば、ニュース性は同等になっているかもしれない。
どちらにしても竜王戦第7局は、将棋ファンもマスコミも目が離せない、最高の舞台となることは確実だ。
第7局の対局場となる天童「滝の湯ホテル」には、私も一度行ったことがあるが、設備も料理も温泉も素晴らしいところだった。
若女将さん(元ミス山形)は、10年以上前のNHK将棋講座で森下卓九段のアシスタントをやっている。