私は、将棋ペンクラブ交流会、将棋ペンクラブ大賞贈呈式など、ある種の将棋イベントに関わる裏方をやってきたので、かつ、指すほうが好きなので、休みの日に無料であっても(指さない)将棋のイベントへ出かけるとか、大盤解説会へ行くという気にはならなかった。
しかし、今年になってみると
2月28日(土)
NTTル・パルク杯天河戦第1局、中井広恵六段-成田弥穂女子アマ王位戦の公開対局・大盤解説会
5月9日(土)
中井塾・一般体験会
5月16日(土)、17日(日)
仙台青葉まつり青空将棋教室
5月31日(日)
日レスインビテーションカップ・女流棋士トーナメント1・2回戦併設イベント
と、私の心を動かす企画が続いた。
アマチュア女性強豪が活躍しているので見にいってみよう、という要素も強いが、アマ女性強豪にもスポットライトがあたる可能性のある棋戦自体が素晴らしい仕組みだと思う。
中井塾・一般体験会も忘れられないし、青空将棋教室も良かった。
それぞれのイベントが、昨年までは一切のイベントに出向かなかった私の重い腰を上げさせてくれた。
そのような意味では、この1~2年できたこのような新しい企画は、明らかに今までになかった新しいマーケットを創出しているといえる。
どうぶつしょうぎには縁のない私だが、どうぶつしょうぎ抜きでも、充分にそう思える。