王座戦第2局

昨日の王座戦第2局の昼食は、羽生善治王座はシーフードピラフ、山崎隆之七段は鰻重だった。

羽生王座の昼食を「蟹肉とレタスのチャーハン」と予想したが、やや似た感じのシーフードピラフになってしまった。

チャーハンは「中国料理 四川」のメニューだが、ピラフは「カフェレストラン アクアブルー」のメニューであり、似たような食べ物とはいえ思想が全く異なる。

そういう意味で「鰻重」も「カフェレストラン アクアブルー」のメニューなのだろう。

「カフェレストラン アクアブルー」の朝食では、地元の食材を使った京都ならではのおばんざいや味噌汁、お粥のほか、豊富に取り揃えた漬物などを味わうことができる。「鰻重」が飛び出してきても不思議ではない。

さすがに一流ホテル、奥が深い。

夕食は、羽生王座がおにぎり3種とミニうどん、山崎七段は卵とじうどんだった。

山崎七段は大阪(福島)での対局の夕食は玉子とじうどん、千駄ヶ谷での対局の夕食は鰻重と決まっているので、昨日の昼・夕食は、いつもの夕食の組み合わせだったということになる。

山崎七段の強い意志を感じる。

昨日の中継で、遠山雄亮四段が次のように述べている。

「昼食の注文を見ても、羽生王座も山崎七段もご飯物で、じっくりした戦いを想定していそうです。これが麺類やパン系だと、昼食休憩後に激しい戦いになると考えている場合があります。 5級の方だと手の意味などが分かりにくい点もあるかもしれませんが、そうして盤上だけではなく盤外にも注目しながら観戦されると、なお一層面白さが増すと思います」

さすが、棋士ならではの視点で非常に興味深い。

それにしても、昨日の中継は濃密で素晴らしいものだった。

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昨日の予想

羽生善治王座

第一候補:蟹肉とレタスのチャーハン

第二候補:きつねうどん

山崎隆之七段

第一候補:スパゲティカルボナーラ

第二候補:玉子とじうどん