好みの四分類

先週は、青野照市九段の競技四分類を紹介したが、今日は、私が十数年かけて発見した四分類を紹介したい。

何の四分類かというと、女性の顔立ちの四分類。

それぞれの男性は「好みの女性のタイプ」というものを大なり小なり持っているものだが、この分類によって、自分が4つのうちのどのタイプの女性を好きだったのかを知ることができる。

つまり、一人の男性からみた場合、この分類のどれか1つのタイプに好みが集中するということになる。

例えば私は、1970年代は浅田美代子と岸本加世子、1985年前後は菊池桃子と斉藤由貴のファンだった。

この4人は、たまたま全員の血液型がB型なのだが、そのような共通点ではなく、顔立ちに共通するものがあることに私は着目した。

女性の顔立ち四分類は次のようになる。

X軸…タヌキ顔かキツネ顔か

Y軸…少年顔か少女顔か

「タヌキ・少年顔型」、「タヌキ・少女顔型」、「キツネ・少年顔型」、「キツネ・少女顔型」の四分類。

古来より、顔立ちの分類を表現する言葉として「タヌキ顔、キツネ顔」、「おかめ型、般若型」、「ソース顔、醤油顔」などが使われてきたが、私の私生活でのことも考え合わせると、好みに影響を与える因子は「タヌキ顔、キツネ顔」の分類であることが判明した。

ただ、この一軸だけでは粗すぎるので、もう一つの分類をシミュレーションしてみた。

その結果が「少年顔、少女顔」。

この切り口を探し出すのに時間がかかった。「男顔、女顔」と表現しても良いのかもしれないが、「少年顔、少女顔」のほうがわかりやすい。

以下に、それぞれのタイプに該当する典型的なタレントをあげてみる。

タヌキ・少年顔型

菊池桃子

斉藤由貴 

相田翔子 

米倉涼子

キツネ・少年顔型

伊東美咲

黒木瞳

後藤久美子

優香 

タヌキ・少女顔型

広末涼子 

上戸彩

キツネ・少女顔型

田中麗奈

仲間由紀恵 

そういうわけで、私は「タヌキ・少年顔型」に好みのタイプが多いということになる。

このブログをご覧の男性の皆さまも、過去や現在の好みの女性が、4つのうちの1つの分類に集中していることを、気がついていただけると思う。

ただし、当たる確率は80%くらいかもしれない。

二つ厄介なことは、

タヌキ顔にもキツネ顔にも見えるケース、あるいはどちらにも見えないケースがある。少年顔、少女顔についても同様。

このことを考慮すると、厳密には16分類になる。

タヌキ型だが、少年顔にも少女顔にも見える松嶋菜々子、少年顔だが、タヌキ顔にもキツネ顔にも見える長谷川京子などが、上記4分類では分類不能の例になる。

ちなみに、この分類は現実の世界で役立てることができる。

お見合いや合コンなどで、男性に誰か女性を紹介する場合、この4分類のうちのどのタイプの好みかを事前に男性に聞いておけば、的中率が高くなるということがある。

なお、女性からみた、男性の顔立ちの好み分類は、全く違う切り口になると思うし、男性の私ではわかりようがないので、どなたかの研究を待ちたい。