渡部愛TJP-成田弥穂アマ戦

昨日の日レスインビテーションカップ、渡部愛TJP-成田弥穂アマ戦は、非常に見ごたえのある一戦だった。

居飛車穴熊と高美濃中飛車のがっちりとした戦形からの四つ相撲。

中盤、成田弥穂アマがかなり良くなったが、渡部愛TJPが決め手を与えず反撃開始。逆転したかに見えたが、終盤入り口での成田アマの馬入りが鋭く、成田アマの勝ちかと思えた。

しかし、ここからの渡部TJPの指しまわしが安定しており、最終的には一手違いよりも大きな差で、渡部TJPが制した。

注目の一戦で、両者とも期待を裏切らないどころか、期待以上の戦いを見せてくれた。

中継担当の蝶結記者が次のように書いている。

最近「書道ガールズ」や「ちはやふる」など高校生の女子の部活動をテーマにした映画やマンガなどが流行している。目の前のふたりは、全国に散らばる将棋ガールズのまさにトップランナー。その目は今の青春の日々を、そして遠く未来を見つめている。

昨日は、笑い続けながら蝶結記者のコメントを見ていたのだが、この部分には、はっとさせられた。

まさしくトップランナー同士の戦いなのだ。

それにしても、成田アマの安定感のある将棋には、いつも感心させられる。蝶結記者も書いている。

成田アマは序盤からほとんど駒音を立てずそっと盤の上に置く。振り返ってみても、彼女が対局中もそれ以外でも慌てる場面を見たことがない。何と言う落ち着き。

そして、今回勝った渡部TJP。アマチュア時代は成田アマに対して決して分は良くなかったが、昨日の勝ち方は見事だった。

渡部TJPは、想像を上回るスピードで日々進化しているのだと感じた。

渡部TJPと成田アマ、本当にこれからが楽しみだ。

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最近の中継全般では、Twitterの併用が普通になり、USTREAMの活用も広がってきた。

ネット観戦の楽しみ方が立体的になってきており、素晴らしいことだと思う。

中継でのTwitterやUSTREAMの活用は、青葉記者が井戸を掘ったものと私は記憶している。

青葉記者への感謝も込めて、最低でもこのブログに、その実績を記しておきたい。