第22回将棋ペンクラブ大賞贈呈式(2)

9月16日(木)

17:15

将棋twitter界の「鉄人」とも言うべきitumonさんが、将棋ペンクラブ大賞贈呈式の宣伝をしてくださった。とても有り難いことだ。

そして、その中に…

受賞される渡辺竜王や森内九段、他にも様々な関係者の方がいらっしゃるとても緩やかな会ですし、会員じゃない方でも大丈夫です。話題のtwitter女流名人もいらっしゃるとのことです。詳しくは将棋ペンクラブログさんの記事でご確認ください。リンクは→http://bit.ly/b6VL0Y

5:15 PM Sep 16th webから

19:04

湯川恵子さんまでが追い打ちを。

いよいよ明日は将棋ペンクラブ大賞の授賞式。”ツイッターの女流名人”さんに会えるのも楽しみだわぁ。明日の演奏で彼女が梅田望夫さんのために選んだ曲は♪They can,t take that away from me ♪ この曲はボーカルも動員しました。

7:04 PM Sep 16th webから

あわわわ……

9月17日(金)

17:00

会場に到着。もろもろ準備を手伝う。

17:20

新井田基信さんのお母様が到着。

とても暖かい、懐かしい感じのするお母様だ。

17:30

勝又清和六段が来場。梅田望夫さん(岡田さん)、井口昭夫さん(高橋さん)、新井田基信さん(お母様)のお祝いに来られたのだ。勝又六段は将棋ペンクラブ大賞贈呈式出席後、棋聖就位式へ参加する予定だったが、今年の贈呈式が19:00開始に変更になっていたことが予定外だった。控室で新井田さんのお母様としばらくお話をされてから、18:30開始の棋聖就位式へと向かった。

17:45

幹事は続々と到着。

幹事も今日の会費を払う。

受賞者である湯川恵子さんも到着。

私が昨年受賞して感じたことだが、賞金をもらうことよりも、贈呈式に会費を払わずに参加できる喜びのほうが大きかった。

湯川恵子さんも、会費を払わずに済むと知って大喜びだった。

一方、twitterによると、このころ岡田さんは、

1575円で毛先巻いてくれる店に飛び込んだ。えるしつているか、女の髪がくるくるしてるアレは10分でできる……へぇー。やる気なく憶える気もないことはアウトソーシング。一晩限りのパーティーグッズに数千円払って女装する男子と発想は同じです。マツコデラックス扮する月影先生みたいになったお!

2010-09-17 17:39:32 via Twitter for iPhone

すごくね? 超くるくるじゃね俺、女子力半端なくね? と意気揚々と電車に乗ったら、リクルートスーツの女子学生二人が完璧なナチュラル風フルメイクにゆるふわハーフアップヘアでスイーツトークを繰り広げており、ああ女の人生は5歳くらいで決まるものかなと思った。か、勝てぬ……所詮は擬態……。

2010-09-17 17:54:15 via Twitter for iPhone

四ツ谷なう

2010-09-17 18:22:06 via Twitter for iPhone

18:00~

原田史郎(中平邦彦)さん、中倉宏美女流二段、早水千紗女流二段、大庭美樹女流初段、森内俊之九段、毎日コミュニケーションズの鈴木さん、毎日新聞社の高橋さん、北海道新聞の榊さん、中央公論新社の岡田さん、渡辺明竜王が来場。

控室内は賑やか。

お詫びをするには決して適していない環境だ…。

岡田さんの控室での感想。

控え室。マジで緊張する……早水さんにいじられてるなう……。「大丈夫ですよ僕も人前に立つの苦手ですから」いやいやいや何言うてますのん森内先生!!

2010-09-17 18:48:16 via Twitter for iPhone

岡田さんは、35年前の阿木燿子さんに似た雰囲気の方だった。

19:00~

贈呈式が開始される。

はじめに最終選考委員の西上心太さんから選考経過報告。

最終選考会の風景が甦る。

そして、木村晋介将棋ペンクラブ会長から受賞者へ賞状授与。

木村晋介弁護士からの授賞は今回が初めてだったが、木村晋介さんがそれぞれの受賞者へ思いを伝えながら賞状を授与する方式。面白かったし、かなり画期的なパターンだと思った。

19:30~

受賞者からのあいさつ。

○原田史郎(中平邦彦)さん

原田史郎というペンネームは、中平さんの親戚の名前をそのまま使用したとのこと。

内藤國雄九段との会話で「観戦記を読んで、盤に駒を並べる人が何人いるか」という話題になった。内藤九段は「100万人に1人だろう」。

日本全国でも120人から130人。

盤に駒を並べなくとも理解できる観戦記を、今後も書いていきたい。

○早水千紗女流二段

昔から国語は得意だったが作文は苦手だった。そういう中で賞を受賞した喜びが語られた。

○湯川恵子さん

受賞作が早水女流二段の対局局であったこと、今日のパーティでは音楽の差し入れ(湯川博士さんの妹さんなどによる楽団)があることなど。

○中央公論新社の岡田さん(梅田望夫さん)

岡田さんにより、梅田望夫さんからのメッセージが伝えられた。

シェイクスピアは国王一座付きの劇作家だったが、シェイクスピアと同じように、将棋や棋士の素晴らしさを伝える将棋界付きの作家のような姿を文筆面では目指したい、などの思いが語られた。

梅田さんのメッセージは、極めて秀逸で情熱的な将棋へのラブレターだと感じた。

また、岡田さんから、梅田さんの将棋の著作第二弾が11月刊行予定であることが発表された。

○毎日新聞社の高橋さん(井口昭夫さん)

高橋さんは井口昭夫さんの次女のご亭主。会場には井口昭夫さんの長女、次女のお二人も来られていた。

高橋さんからは、父(井口さん)の没後、観戦記集が出版されたこと、賞を受賞したこと、そしてそのような環境があることへの非常に丁寧なお礼の言葉があった。

河口俊彦七段と東公平さんが立ち上げた将棋ペンクラブを途中から引き継いだのが井口昭夫さんたちだった。

井口昭夫さんは代表幹事と事務局を長く務めてこられた。

井口さんがいなければ将棋ペンクラブの今はなかったし、15年以上前に将棋ペンクラブは無くなっていた。

私が泥酔していたら、「そんなことはない。井口さんがいてくれたからこそ、このような環境が出来上がった。お礼を言いたいのはこちらのほうだ」と騒いでいたかもしれない。

○渡辺明竜王

「永世竜王への軌跡」は2008年の竜王戦7番勝負の前から執筆していたが、羽生善治名人に3連敗した時は、書かなければ良かったと痛切に思っていた。しかしその後4連勝して「永世竜王への軌跡」を書き上げることができた。それだけ「永世竜王への軌跡」には思い入れがある。

次回作の予定はまだないが、本を書くからには、次回も賞を狙いたい。

○毎日コミュニケーションズの鈴木さん(阿久津主税七段)

この日順位戦で贈呈式には出席できない阿久津七段からのメッセージが紹介された。

人まねが好きではなかったので、これまでにない工夫を取り入れた本だった。今回の受賞と同様、対局のほうでも頑張りたい。

○森内俊之九段

浅川書房の浅川社長も来場していた。森内九段からは、今回の著書が浅川社長との協同作品であったこと、技術を体系化していくことの重要性などが語られた。

○北海道新聞の榊さん

将棋を知らないメディア局スタッフが7年前からはじめたネット中継、その後の反響の大きさに伴って続けた技術革新、今後も後方支援としてネット中継で良いものを提供していきたいなどの話があった。

○新井田基信さんのお母様

新井田基信さんの写真を持ちながらお話をされていた。

新井田さんの将棋を通しての交流があった方々への感謝の言葉が心を打つ。

お母様からは、将棋ペンクラブへ寄付をいただいた。本当に恐縮してしまう。

20:00

記念撮影のあと乾杯。

乾杯の音頭は三遊亭とん楽さん。

楽団の音楽が流れはじめる。

20:10

中倉宏美女流二段、大庭美樹女流初段による指導対局が開始される。

20:15

頃合いを見計らって、岡田さんにお詫びをする。

「私は将棋ペンクラブログの中の者ですが、今回は大変失礼いたしました」

岡田さんは突然のことで一瞬ビックリされていたようだったが、

「いえいえ、全然そのようなことはお気になさらずに」

故・原田泰夫九段ならば、天女のような笑顔という表現になるのだろう。

私はとても救われた気持ちになった。

20:22

岡田さんのtwitterより。

将棋ペンクラブ大賞、受賞なう! スピーチ時間を短くしろと言われて大喜び。梅田さんの手紙はちゃんと代読しました。立ち上がった途端「岡田さん、Twitterとかの人ですね、ハイ」と紹介されて緊張してたのがズッコケた……。 URL

2010-09-17 20:22:42 via Twitter for iPhone

司会の長田さんがなぜTwitterのことを知っているのかは謎だが、URL の将棋ペンクラブ大賞賞状は貴重な写真。

石橋開雲(石橋幸緒女流四段)書の賞状。

11月に予定されている梅田望夫さんの新刊が楽しみだ。

20:30

来賓の挨拶などが続き、会は盛況。

21:00

中締め。

その後、それぞれ2次会などへ。

23:29

贈呈式には大庭美夏女流1級も来られていた。

itsshogitime

そしてtwitter界の女流名人こと@okadaicさんともお話しできて楽しかった〜ゆるふわエレガントで素敵でした!

2010-09-17 23:29:00 via Twitter for Keitai Web

あわわわわ。