将棋マガジンには「直撃!! 棋士の秘密」という頁があり、読者の質問に棋士が真剣に回答していた。
1996年4月号からの抜粋。
直撃一
高橋道雄九段は扇子を絶対に開かないというのは本当ですか？
高橋九段の回答
絶対ということはありませんが、新品の扇子には止める紙がついているので、せっかくついているのだから、最初は開かずに使います。なお、対局中に煙いときには扇子であおぎます。
直撃二
森下卓八段は、夜９時就寝・朝５時起床という規則正しい生活を送っているとききましたが、深夜におよぶ対局の時は眠くならないのですか？また、翌日もやはり５時起きですか？
森下八段の回答
そんなに早く寝たら何もできなくなってしまいます。就寝は１０時～１２時くらい、起床は６時～８時くらいです。ただし、順位戦などの翌日は目が覚めるまで眠っています。また、対局中に眠くなることは一切ありません。
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今見ると、とても面白い企画だったと思う。
質問も大胆だし、棋士の回答も何か変な感じで面白い。
高橋九段は、「最初は開かずに使います」と回答しているが、扇子を開かずにどのように使うのかが興味深いところ。
新品の扇子をどれくらいの頻度で使うのかも重要なのだが、その辺も触れられていないのが微妙なところ。
森下八段に就寝は１０時～１２時くらい、起床は６時～８時くらい、と回答しているが、これは夜９時就寝・朝５時起床と同じくらい規則正しいわけで、個人的にはそれほど違わないと思うのだが…
将棋マガジンの他の号の「直撃!! 棋士の秘密」もチェックしてみたいと思う。
