2011-03

タイトル戦の食事

王将戦第5局対局場「ホテル花月園」

王将戦第5局は神奈川県足柄下郡箱根町の「ホテル花月園」で行われる。→中継 「ホテル花月園」は、箱根外輪山を一望する恵まれた環境に佇むリゾートホテルで、1964年の名人戦第5局、大山康晴名人-二上達也八段戦以来、数々のタイトル戦が行われている...
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美学に殉じた棋士(前編)

近代将棋2000年11月号、青野照市九段の「実戦青野塾 美学に殉じた棋士」より。 現代では勝つという目的のためには、どんな手を指しても「恥ずかしい手」という感覚はほとんどなくなった。しかし私が奨励会の時、すなわち昭和40年代頃までは、明らか...
将棋雑文

雨に泣いている

芥川賞を受賞した朝吹真理子さんは、将棋とチェスが趣味。 3月1日発売の週刊朝日では、羽生善治名人と対談を行っている。 →週刊朝日立ち読み(公式) 朝吹真理子さんは、加藤一二三九段が、昼用のうな重の代金、夜用のうな重の代金を、すぐに取り出せる...
タイトル戦の食事

棋王戦第3局対局場「岬館」

棋王戦第3局は、新潟県柏崎市の「岬館」で行われる。→中継 「岬館」は、明治10年5月 番神堂の再建竣工と共に、参拝者のお茶屋として出発した。その後、料亭として繁栄し、旅館となった。 岬に立地しているというロケーションのため、客室からは海と山...
振飛車党の古き良き時代

米長哲学誕生の一局

「米長哲学」という言葉がある。 「自分には消化試合であっても、相手にとっては一生を左右するほどの大勝負には全力投球すること。それができない者は、この世界では見放される」というもの。 確かに、この言葉には非常なインパクトと説得力がある。 今日...