2011-09

観戦記

指し手の解説のない観戦記(前編)

昨日の記事でも触れた、作家が書く指し手の解説のない観戦記。 近世の例では、将棋マガジンに書かれた作家の故・原田康子さんの観戦記がある。 原田康子さんは盤側記と呼んでいる。 原田康子さんは、1956年に「挽歌」を発表、空前のベストセラーとなり...
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超豪華な観戦記

戦後、最も混乱していた時代に存在した、超豪華な仕組みの観戦記。 NHK将棋講座2006年3月号、故・池崎和記さんの「棋界ホットニュース 半世紀前の観戦記を読む」より。 昨年末、大先輩の東公平さんから電話があった。「部屋が狭くなったので将棋の...
タイトル戦の食事

竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第3局

今日は竜王戦挑戦者決定戦第3局、久保利明二冠-丸山忠久九段戦も行われる。→中継 今年は、王位戦も竜王戦挑戦者決定戦もフルセットまで行われるという手に汗握る展開。 2006年以降でみると、 王位戦フルセット→2007、2008、2009、20...
タイトル戦の食事

王位戦第7局対局場「陣屋」

王位戦第7局は、第6局に続いて神奈川県秦野市の「陣屋」で行われる。→中継 ところで、アニメーション作家であり映画監督である宮﨑駿さんは、陣屋の女将の親族にあたる。 宮﨑駿さんは、幼少時代によく陣屋の庭園で遊んだという。 その思い出が、「とな...
日記など

2001年9月11日 東京将棋会館控室

将棋世界2002年11月号、佐藤康光棋聖・王将(当時)の自戦記「藤井システムと戦う」より。  1年前の9月11日。私は連盟で当日戦われているC級1組の順位戦の検討をしていた。夜戦に入りいよいよこれからという時であった。記者の斎藤さんが検討室...