将棋世界2005年11月号、飯塚祐紀六段(当時)の「矢倉で強くなろう!」より。
「棋士かたぎ」
棋士A「この間、観戦記で実力者って書かれたけど他に紹介する内容が無いからとってつけた感じでちょっと気になった」
棋士B「うん、それわかる。無類の好人物という表現もよくあるけど、言外に勝負弱いといわれているようなものだよね」
棋士C「そうそう、似たようなところでは読みの入った手厚い棋風、とかあるよね。プロはみんな手厚いし、努力家と言われるのも実態がないから勘弁してほしいなあ」
ようするにありきたりなレッテルを貼ってもらいたくない人の集団ということなのかもしれません(笑)。
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一見、恐ろしい会話だが、よく考えると気持ちがとてもわかる。