2012-10

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1995年の奨励会

将棋マガジン1995年6月号、関東奨励会幹事だった中村修八段(当時)による「スポットライト奨励会」より。 四カ月に一度、勝率賞および連勝賞の表彰を行なっている。今回の勝率賞は渡邊の20勝4敗が断トツの一位だった。彼は6連勝で2級に昇級したの...
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木村一基八段らしい文章

将棋世界2002年5月号、「昇級者喜びの声 C級1組⇒B級2組 木村一基六段 来期も頑張るぞ!!」より。 2月3日、日曜日。  落ち着かない。順位戦、何をやろう、やっぱり角換わりかな。・・・大体俺が負ける訳がない、だって俺は・・・なんて考え...
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非常に挑発的な一手

将棋マガジン1988年8月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。  大広間の奥が米長~桐山戦。手前の間は小野(修)~神谷戦(棋王戦)。と、真部~長谷部戦(棋王戦)。なにげなく小野のところにいると、へんな場面で出くわした。  図はおなじ...
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加藤一二三九段の大ポカ

将棋マガジン1990年3月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 二上達也九段-加藤一二三九段戦で起きた、加藤一二三九段の大ポカ。  困った二上は、またも▲3四金と苦しまぎれの手を指した。 図からの指し手 △6九銀不成▲8八玉△3四飛...
棋士のエピソード

森内俊之四段(当時)「ひどかったす。死にました。もう投げます」

将棋マガジン1990年3月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 以前、「魔の夕食休憩直前」という記事で同じ局面を紹介しているが、今回はそのリアルタイムバージョン。 午後6時  大広間の、吉田対森内戦(竜王戦)でちょっとした事件が起こ...