大海老フライカレーの連投(名人戦の昼食を振り返る)

今期の名人戦は、森内俊之名人が4勝1敗で防衛を果たした。

ところで私の昼食予想、今期の名人戦ではどうだったのか振り返ってみたい。

今期の予想と実績は次の通り。(予想→実績、予想正解は[E:scissors][E:shine]、やや正解が[E:scissors]

実績データは「将棋棋士の食事とおやつ」による。

第1局

森内俊之名人 ◯

一日目 ビーフカレー → 天丼

二日目 松花堂弁当 → カレーライス 

羽生善治三冠 ●

一日目 ビストロ特製クラブハウスサンドウィッチ → 松花堂弁当 

二日目 うな丼 → 松花堂弁当

椿山荘。椿山荘での昼食は何が出てくるか分からないため予想しづらい面があり、昨年も一つも当たらなかった。

昨年、羽生三冠はピッツァ・マルゲリータの新手を繰り出しているが、今期は松花堂弁当の連投。

第2局   

森内俊之名人 ◯

一日目 桜海老かき揚げ丼 → 駿河湾産釜揚げしらすペペロンチーノスパゲティ

二日目 ビーフカレー → ビーフカレー  [E:scissors][E:shine]

羽生善治三冠 ●

一日目 シーフードピラフ → 桜えびのトマトソーススパゲティ

二日目 しらすかき揚げ丼 → ビーフカレー

静岡県名産の戦い。丼とスパゲティの違いはあれ、桜えび・・・森内名人、しらす・・・羽生三冠、の予想がたすきがけで逆となってしまった。

第3局   

森内俊之名人 ●

一日目 海鮮丼 → 磯丼 [E:scissors][E:shine]

二日目 短角牛カレー → ステーキカレー [E:scissors]

羽生善治三冠 ◯

一日目 シーフードピラフ → 宮古ラーメン

二日目 海鮮丼 → 磯丼 [E:scissors][E:shine]

宮古での対決。磯丼は具が海鮮のものだったので海鮮丼を正解とした。森内名人は、今期は二日目にカレーというローテーションを組んでいたようだ。

第4局    

森内俊之名人 ◯

一日目 天ぷらうどん → 豊後牛しゃぶしゃぶ膳

二日目 豊後牛ビーフカレー → 松花堂弁当

羽生善治三冠 ●

一日目 城下かれい丼(城下かれいの刺身が乗った丼) → 城下かれい天ぷら丼 

二日目 豊後牛すきやき定食 → 松花堂弁当

大分県での料亭昼食の戦い。唯一、森内名人がカレーを注文しなかった一局。松花堂弁当には城下かれいの刺身が含まれていたので、カレーよりも城下かれいを優先したのだろう。

それにしても羽生三冠の城下かれい丼の予想、良い線までいったのだが、天ぷらとは想定外だった。

第5局   

森内俊之名人 ◯ 

一日目 名古屋コーチンのソテー フォワグラ&野菜のデュクセル 八丁味噌ソース → 大エビフライカレー 

二日目 ビーフカレー&ライス → 大エビフライカレー

羽生善治三冠 ●

一日目 オムライス シーフードクリームソース → 名古屋コーチンのソテー   

二日目 ジャンボ海老フライ タルタルソース添え → オムライス [E:scissors] 

森内名人の大エビフライカレーの連投は、後年語り継がれることだろう。

当たりは少なかったが、目星をつけたメニューが出されたことは喜ばしい。

—–

私は海老フライカレーは今まで食べたことがない。

郷に入らば郷に従え、という森内名人の戦略が当たったということになるのだろう。

ところで、今回海老フライについて調べてみて、1970年代までは海老フライは決して名古屋の名物でなかったことを知った。

きっかけは、タモリさんと愛知県出身の写真家・浅井慎平さんとの番組の中での会話の最中に生まれた、タモリさんの名古屋を揶揄する「エビフリャー」というギャグだったという。

「エビフリャー」のおかげで、名古屋名物に海老フライが欠かせない存在となった。

東海テレビ スタイルプラス

Wikipediaによると、本来の名古屋弁では「エビフレァー」という発音になると解説されている。

     

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