2019-10

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「観戦記通りの人だと思いました」

将棋世界1989年7月号、池崎和記さんの「棋士の女房・お袋さん 田中艶子さん(田中魁秀八段夫人)」より。  去年は大変な一年でした。  主人は3年前に気管支炎になり、日赤病院にずっと通院していたんですが、一昨年、枚方から奈良に引っ越してから...
自戦記

谷川浩司名人(当時)「どうも性格で、このような派手な手を発見すると、どうしても盤上に表したくなるのである」

将棋世界1989年7月号、谷川浩司名人(当時)の「名人と読みの大局観」より。  正直言って、最初はあまり気合いが乗らない対局だった。  王将リーグを3勝3敗で終了した後の残留決定戦。4名のうち3名まで残留できるし、たとえ2連敗で陥落したとし...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2019年10月12日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。
観戦記

「”マムシのと金”じゃなく”ハブのと金”だから、それ以上だろう」

将棋世界1989年5月号、中島一彰さんの第38回NHK杯争奪戦決勝〔羽生善治五段-中原誠棋聖〕観戦記「羽生、4名人を倒して初優勝」より。  年間勝数60を超す新記録。勝率は8割。対局数、連勝もトップ。  今年度の記録部門を総ナメにし、新人王...
読む

「中村修七段はスキーに出かけ、室岡五段と佐藤康光五段はヨーロッパに出かけ、羽生五段、森下五段、阿部四段、森内四段、先崎四段らは四国旅行に出かけた」

将棋世界1989年6月号、青島たつひこ(鈴木宏彦)さんの「駒ゴマスクランブル」より。  3月末、すべての順位戦の幕が閉じると「一年が終わったな」という気分になる。笑った棋士も泣いた棋士も、5月に新しい順位戦の組み合わせが決まるまでは一応ホッ...