自戦記 羽生善治棋王(当時)「何故ならタイトル戦で敗れるとその次の年はそのショックで勝ち上がって来ることが少ないからです」 将棋マガジン1992年6月号、羽生善治棋王(当時)の第17期棋王戦五番勝負第4局〔対 南芳一九段〕自戦記「早囲いの攻防」より。 今期の棋王戦は昨年に引き続き南先生との対戦になりました。 南先生の棋風は重厚で攻め気が強いという矛盾している... 2020.03.31 自戦記
読む 「今ごろ、列車の中で熊本の女性は泣いているぜよ!」とからかわれてしまった羽生善治棋王(当時) 近代将棋1992年4月号、炬口勝弘さんの第17期棋王戦五番勝負〔羽生善治棋王-南芳一王将〕第1局余話「バレンタインデーの対決」より。 2月14日、棋王戦五番勝負第1局は、聖バレンタインデーに、千年の古都・京都の都ホテルで行われた。前日夕べ... 2020.03.30 読む
読む NHK・吉川精一アナウンサー「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』と密かに頼んだのですが……」 近代将棋1992年4月号、「棋界・噂と情報」より。 竜王就位式が読売本社で2月10日に行われたが、スピーチに立ったNHK吉川精一アナは面白かった。 「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』... 2020.03.29 読む
読む 大山康晴十五世名人の手術後のプレーオフ 将棋マガジン1992年5月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 3月9日 毎日の朝刊に出ていたが、大山が谷川を破った瞬間「あと七番勝てば名人だ」と叫んだ棋士がいたという。 思い返せば、手術すると聞いた昨年秋は、せめて残留してもら... 2020.03.28 読む