NHK・吉川精一アナウンサー「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』と密かに頼んだのですが……」

近代将棋1992年4月号、「棋界・噂と情報」より。

 竜王就位式が読売本社で2月10日に行われたが、スピーチに立ったNHK吉川精一アナは面白かった。

「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』と密かに頼んだのですがその後何も反応なく、止むなく娘は今年の1月に結婚してしまいました。こうなったら次は結婚式の司会に呼んでくださるよう。すでに中村(修)さんからは予約が入っています」

 その中村は婚約者を連れてパーティーに出席。独身棋士の羨望の視線を浴びていた。

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この時の模様。近代将棋同じ号より、撮影は弦巻勝さん。

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吉川精一さんは1941年生まれで、現在はフリーのアナウンサー・歌手。

NHK時代は、NHKのど自慢、連想ゲーム、紅白歌合戦(1986年と1987年の総合司会)、名人戦・竜主戦中継の司会などを務めている。

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「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』と密かに頼んだのですが……」は、さすが、名人級のスピーチ。

吉川さんは歌手として何曲かCDも出しており、その中に、お嬢さんが作曲した曲もある。

また、2017年には「父娘コンサート」も開催している。

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「こうなったら次は結婚式の司会に呼んでくださるよう」

谷川浩司四冠(当時)は、この就位式のほぼ2ヵ月後、4月18日に現在の奥様の恵子さんとお見合い、5月28日に婚約発表をしている。

まさしく光速の寄せだった。

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吉川さんは、NHK将棋講座2005年度前期 の「加藤一二三の大勝負この一手」 で聞き手を担当した。

また、ニコ生での棋士インタビューにも出演している。

藤井聡太四段『新春特別インタビューと2018年の抱負』(ニコ生)

「名人戦に勝利できたのは“運”」引退が決定した生ける伝説棋士・加藤一二三が将棋人生を語る(ニコニコニュース)

→「将棋一本で生きてきた人生。これからの将棋界の発展に対する希望と責任は絶対に失わない」引退を間近に迎えた加藤一二三が語る将棋への想い(ニコニコニュース)

これからも、吉川さんにはどんどん活躍してほしい。

 

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