2020-05

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小池重明六段追善将棋大会

近代将棋1992年11月号、「駒音の聞こえる町」より。 小池重明六段追善将棋大会 日時:1992年10月25日(日)午前9時30分 会場:石岡市民会館2F 方法:抽選によるトーナメント戦 持時間:30分40秒 会費:5,000円 賞金:優勝...
自戦記

羽生善治二冠(当時)「こういう展開になると『丸ちゃんの恐怖の入玉作戦』の餌食になりそうだ」

将棋マガジン1993年1月号、羽生善治二冠(当時)の「今月のハブの眼」より。  9月は11局、10月は10局、私の対局数である。これほどのハードスケジュールは未だかつて経験したことがない。それと並行して将棋の内容も雑になってきた。対局が多い...
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三浦弘行四段(当時)の趣味

将棋マガジン1992年12月号、「新四段誕生」より。 三浦弘行(みうら・ひろゆき) 三段リーグは第9回に初参加。わずか3期で突破した。18歳四段、大型新人に間違いないが、今回は伊藤能新四段の話題が大きすぎて、少々影が薄くなってしまった。  ...
随筆

「将棋指しは暗い、という私がそれまで抱いていたイメージは吹っ飛んだ。暗いどころか、底抜けに明るいのだ」

将棋世界1993年1月号、国枝久美子さんの「奨励会という名の青春」より。  私と奨励会の出会いは2年前の夏だった。約2年ばかり、スペインで遊学していた私は日本に帰るとどうしてもバルセロナと同じような港町に住みたい衝動にかられた。それなら何と...
自戦記

羽生善治棋王(当時)「これで20連勝、もちろん自己新記録で自分でもどこまで続くかと思ったのですが、22で止まりその後3連敗、なかなか厳しいものですね」

近代将棋1992年11月号、羽生善治棋王(当時)の第40期王座戦五番勝負第1局〔対 福崎文吾王座〕自戦記「幸先の良いスタート」より。  今期の王座戦はツキに恵まれていた。  どの将棋も内容的には押されていたし苦しい試合が多かった。  私のタ...