自戦記

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谷川浩司王位(当時)「この連載自戦記では、私はいつも肩書きで統一しているのだが、今回だけは先生と書きたい気分である」

将棋世界1988年4月号、谷川浩司王位(当時)の連載自戦記〔A級順位戦 対内藤國雄九段戦〕「全力で戦った一局」より。  問題図は、△2四歩▲同歩△2二飛▲2八飛△2四角までの局面である。  後手の次の狙いは、もちろん△5七角成ではなく、△5...
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羽生善治五段(当時)「決勝戦の対戦相手森内俊之四段の事についてですが、確か最初に会ったのは小学生の4年生位の頃だったと思います」

将棋世界1988年8月号、羽生善治五段(当時)の第7回早指し新鋭戦決勝〔対 森内俊之四段〕自戦記「幻影に怯える」より。  連盟に行くと将棋世界のKさんに呼び止められた。  早指し新鋭戦の決勝の原稿の依頼だった。  その話を聞いていると誰かが...
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「石田さんて、こわい人だ」と言いそうになってやめた大山康晴十五世名人

将棋世界1983年1月号、大山康晴十五世名人の自戦記〔第9期名将戦本戦トーナメント 対石田和雄八段戦〕「必敗形から大逆転」より。  指し初めのころは、多少意地もてつだって振り飛車戦法を指しつづけたが、ちかごろでは、すっかり好きになってしまっ...
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大山流の絶妙の受けを打ち破った泥沼流

将棋世界1983年1月号、米長邦雄棋王(当時)の自戦記〔第9期名将戦 対大山康晴十五世名人戦〕「厚味が逆転のモト」より。  私の将棋の特長は終盤にあると思っていたのだが、逆転のナントカという連載物を書いているうちに、逆転負けをすることが多く...
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行方尚史五段(当時)「郷田将棋の真っ直ぐさが僕のいいところを引き出してくれたのだろう」

将棋世界1998年11月号、行方尚史五段(当時)の連載自戦記「ワーストバウト」より。第24期棋王戦 行方尚史五段-郷田真隆棋聖の一戦。  郷田棋聖との対戦は5局目だが、過去の対戦はその時の自己を記した、いい将棋が指せたと思っている。郷田将棋...