観戦記

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加藤一二三九段のトラウマ

将棋世界1993年3月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 東京」より。  特別対局室は先崎-加藤(一二三)戦で7図。こちらも棋聖戦の二次予選決勝で観戦記者がついていた。  7図から△7四同銀が普通だが加藤先生は長考していた。△同銀なら...
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先崎学五段(当時)渾身の観戦記「偉大なる虚像」(後編)

将棋世界1991年7月号、先崎学五段の第49期名人戦〔中原誠名人-米長邦雄九段〕第3局観戦記「偉大なる虚像」より。  博多には一行より早くついた。誰も居ないかと思ったが、別便で来たらしく師匠が居た。毎日新聞の美人記者の取材を受けていて御機嫌...
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先崎学五段(当時)渾身の観戦記「偉大なる虚像」(中編)

将棋世界1991年7月号、先崎学五段の第49期名人戦〔中原誠名人-米長邦雄九段〕第3局観戦記「偉大なる虚像」より。  第1局の敗因は、序盤戦で▲5四歩を打たせたことにつきる。  この手は、僕でも知っている、手である。この局面で、△9五歩と突...
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先崎学五段(当時)渾身の観戦記「偉大なる虚像」(前編)

先崎学五段(当時)渾身の観戦記。 将棋世界1991年7月号、先崎学五段の第49期名人戦〔中原誠名人-米長邦雄九段〕第3局観戦記「偉大なる虚像」より。 「ええ、勿論米長九段の応援です。スケールの大きな将棋に憧れますね。一度でいいから名人になっ...
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中村太地少年-都成竜馬少年戦

将棋世界1992年4月号、東公平さんの第3回富士通オープン将棋トーナメント決勝戦〔丸山忠久四段-菊田裕司アマ〕観戦記「ゴールキーパー丸山」より。  司会の女子アナ「この富士通オープン、第3回にして初めて、なんと、プロアマの決勝対局となりまし...