読む

読む

将棋の虫

近代将棋2001年8月号、青野照市九段の「実戦!青野塾」より。 今期A級へは、承知のとおり藤井猛竜王と三浦弘行新八段が昇級した。最近のB級1組は、前期にB級2組から昇級したばかりの若手が連続昇級することがほとんどだが、今回のように二人とも連...
読む

将棋というゲームを作り上げる世界コンテスト

将棋世界2001年6月号、内藤國雄九段の第19回全日本プロ将棋トーナメント決勝五番勝負〔谷川浩司九段-森内俊之八段〕第2局観戦記「終盤の波乱」より。 専門誌の売上、テレビの視聴率、クラブの来客数、いずれも芳しくなく将棋人口は減少しているので...
読む

「あら、先月号は私のおかげでとても好評だったのよ」

昨日の記事の翌月。将棋世界2001年4月号、佐藤紳哉四段(当時)の「将棋カウンセリング」より。「今月も、はりきっていくわよ」「何で、君がはりきるんだよ」「あら、先月号は、私のおかげで、とても、好評だったのよ」「そんな話、ひとことも聞かなかっ...
読む

「誰って、私はあなたが必要としているからここに来たのよ」

将棋世界2001年3月号、佐藤紳哉四段(当時)の「将棋カウンセリング」より。 ある日の夜のことである。ふっと眠りから覚めると、そこには、年は20歳ぐらい、髪は長く目は切れ長、客観的に見て、美人と思える女性が立っていた。「こんばんは」「こんば...
読む

加藤一二三少年と夏みかん

将棋世界2001年4月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 加藤一二三九段はさっきから秒読みに追われている。△4二歩と受けるとき1分使いここから1分将棋になった。 対して島八段は30分以上残している。読み筋をたしかめるように4分...