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12年前の書き初め棋士の年賀状(後編)

将棋世界2003年1月号付録、「平成15年 書き初め棋士の年賀状」より。九段 郷田真隆 新しい年への抱負、と考えてみても、ピンと来る言葉が浮かんで来ない。で、私らしく?”独創”としてみた。序盤戦術が著しく進歩した現在、多くの独創、新しい作戦...
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12年前の書き初め棋士の年賀状(前編)

今年は未年。2015年の年賀はがきのひつじはマフラーを巻いて手に編み棒を持っているが、一回り前の未年(2003年)の年賀はがきではひつじが編み物をしている最中の姿が描かれており、「年賀状のヒツジが12年越しで編み物を完成させていた」と話題に...
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実力制第四代名人と第四代実力名人

近代将棋1988年6月号、武者野勝巳五段(当時)の「プロ棋界最前線」より。 4月1日付で、升田幸三九段に『実力制第四代名人』の称号が贈られた。5月号本誌の今月の棋士で升田幸三の紹介があり、”第四代実力名人を贈られる”とあったが、これは誤りで...
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鈴木大介八段「木村さんと行方さんは親友同士だそうですが、それで木村さんはあんな指し方をしますかね」

将棋世界2004年4月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 昇級の一番を迎えた行方六段は木村七段と戦っていて、局面は18図。ここから木村七段の気持ちのよい手順がつづく。18図以下の指し手▲3七桂△7六歩▲8六角△2六歩▲2五飛△同飛▲同...
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村山聖四段(当時)「いまはちょっとまずいです。反対側から行きましょう」

近代将棋1988年2月号、故・池崎和記さんの「十代、この凄いルーキーたち」の「福島村の『超俗』少年」より。 幼いころから、生と格闘してきた。いつも身近に死を見てきた。 村山聖四段は小学時代、5年間の闘病生活を送っている。1年生のとき身体をこ...