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高田宏「木を畏敬する心」

昨日の記事で触れた、作家で前・将棋ペンクラブ会長の高田宏さんが、将棋世界1990年1月号に書かれたエッセイ「木を畏敬する心」より。 非常に味わい深い文章。 すこし前、『新潮』に「木に会う」という連載をした。1年間の連載のあとで同じ題名の本に...
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高橋和女流初段(当時)「ナナコちゃんとあだ名つけられました」

近代将棋1997年9月号、「女流棋士インタビュー♡ 高橋和女流初段 将棋以外の視野も広めたい」より。聞き手は和田美代子さん。―今回の名人戦第5局目で、大盤解説の司会をつとめましたね。やはり緊張しますか? プロになってもう6年ぐらいですので、...
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羽生善治竜王(当時)「AB型だけのプレーオフは初めてかもしれない」

将棋世界1993年3月号、羽生善治竜王(当時)の自戦記(王将リーグ戦 村山聖六段-羽生善治竜王戦)「実戦、そして研究」より。  12月9日、王将リーグ最終戦。  私は勝てば挑戦決定。  しかし、負けてしまいプレーオフが確定する。  王将リー...
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郷田真隆王位(当時)「あっ、この子には見覚えがある」

将棋世界1993年1月号、池田弘志さんの「郷田王位がゆく!! 第1回 飛車落ち新定跡誕生か!?」より。 ”先ちゃんにおまかせ”のバトンを受けて、1993年の新連載に登場するのは郷田真隆棋王である。この企画の実現を耳にした先崎五段は編集部員に...
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木村義雄十四世名人「金子さん、金子さあん」

将棋世界1990年3月号、故・北楯修哉八段(当時)による金子金五郎九段の追悼記より。  最長老、金子金五郎九段が亡くなられた。  88歳だから天寿を全うされたともいえるが、将棋界にとっては二つとない宝物を失った感じで、惜しむ言葉も出ない。 ...