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げに悩ましき棋士

将棋世界1990年6月号、脚本家の石堂淑朗さんがホストの対談「石堂淑朗の本音対談」より。 ゲストは真部一男八段(当時)。石堂 1年でA級にすぐ復帰された訳ですけれど、珍しいんじゃないですか。その前はA級に入って、すぐ落ちましたね。そういう場...
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「詰将棋サロン」の影のボスたち 

将棋世界1990年4月号、東和男六段(当時)の「詰将棋サロン 解説」より。 投稿されてくる百数十もの作品の中から8題を選び出すのが任務ですが、苦心惨憺した後、さらにもうひと仕事待ち受けています。 ①~⑧までの並べる順番。けっこう神経を使って...
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プロ仕様の感想戦(郷田真隆四段-佐藤康光五段)

将棋世界1990年9月号、中村修七段(当時)の「プロのテクニック」より。  さて今回のテーマは、「感想戦」についてです。 自分とは違う、相手の考え方を聞くのは、勝負においては常々大切な事でしょう。建前ばかりで話す人もいますが、うまく質問さえ...
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羽生善治竜王(当時)と森下卓六段(当時)の研究会での感想戦

将棋世界1990年9月号、中村修七段(当時)の「プロのテクニック」より。  (先)塚田八段-屋敷五段戦。  塚田八段邸で行われた研究会からの取材です。  図の局面は、先手の必勝形です。  いろいろな勝ちがありそうなだけに、これが逆転するとは...
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禁断の将棋心得

将棋世界1990年1月号、内藤國雄九段の「懸賞詰将棋&エッセイ」より。 イギリスのチェスクラブで、プレイするときの心得が壁に張り出されているのをある本が紹介していた。  多少将棋風に手直ししたが内容は次のごとくである。 指す前に幾度も駒に手...