読む

読む

佐藤康光棋聖(当時)「賢いだけでは感動は呼ばない」

将棋世界2003年9月号、佐藤康光棋聖(当時)の第74期棋聖戦(佐藤康光棋聖-丸山忠久棋王)自戦記「嬉しい防衛の一局」より。 棋聖戦開幕前。私は3連敗し、4月からは負け越しで臨むこととなった。相手は好調の丸山棋王。かなり厳しい戦いになる、と...
読む

「将棋やっててイヤになるって事、ありませんか?」という質問

将棋世界2003年5月号、日浦市郎七段(当時)のA級順位戦最終局「挑決は羽生VS佐藤に」より。 先日、先崎学八段と飲む機会があったのだが、その時に面白い話を聞いた。 それは羽生竜王が十八か十九の頃の話だ。羽生がある若い女性に「将棋やっててイ...
読む

1995年の奨励会

将棋マガジン1995年6月号、関東奨励会幹事だった中村修八段(当時)による「スポットライト奨励会」より。 四カ月に一度、勝率賞および連勝賞の表彰を行なっている。今回の勝率賞は渡邊の20勝4敗が断トツの一位だった。彼は6連勝で2級に昇級したの...
読む

木村一基八段らしい文章

将棋世界2002年5月号、「昇級者喜びの声 C級1組⇒B級2組 木村一基六段 来期も頑張るぞ!!」より。 2月3日、日曜日。 落ち着かない。順位戦、何をやろう、やっぱり角換わりかな。・・・大体俺が負ける訳がない、だって俺は・・・なんて考えて...
読む

非常に挑発的な一手

将棋マガジン1988年8月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 大広間の奥が米長~桐山戦。手前の間は小野(修)~神谷戦(棋王戦)。と、真部~長谷部戦(棋王戦)。なにげなく小野のところにいると、へんな場面で出くわした。 図はおなじみ横...