読む

読む

村山聖六段(当時)「将棋を指します。だから、僕を引退させないでください」

将棋マガジン1992年2月号、萩山徹さんの第7回天王戦決勝〔谷川浩司竜王-村山聖六段〕観戦記「矢倉最先端の攻防」より。 谷川浩司VS村山聖の関西同士による決勝戦。立場は同じだが、どうしても谷川が受けて立つ印象なのは否めない。しかし、村山ら有...
読む

羽生善治棋王(当時)がB級1組昇級を決めたとき

将棋マガジン1992年5月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。B級1組とB級2組順位戦(ラス前)があった日のこと。2月21日午後11時 特別対局室の模様を伝えてないが、ここでは、羽生-鈴木(輝)戦と加藤(一)-青野戦が行われていた。...
読む

「今ごろ、列車の中で熊本の女性は泣いているぜよ!」とからかわれてしまった羽生善治棋王(当時)

近代将棋1992年4月号、炬口勝弘さんの第17期棋王戦五番勝負〔羽生善治棋王-南芳一王将〕第1局余話「バレンタインデーの対決」より。 2月14日、棋王戦五番勝負第1局は、聖バレンタインデーに、千年の古都・京都の都ホテルで行われた。前日夕べに...
読む

NHK・吉川精一アナウンサー「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』と密かに頼んだのですが……」

近代将棋1992年4月号、「棋界・噂と情報」より。 竜王就位式が読売本社で2月10日に行われたが、スピーチに立ったNHK吉川精一アナは面白かった。「私には一人娘がおります。谷川先生と飲んだ機会に『娘をもらって、お父さんと呼んでください』と密...
読む

大山康晴十五世名人の手術後のプレーオフ

将棋マガジン1992年5月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。3月9日 毎日の朝刊に出ていたが、大山が谷川を破った瞬間「あと七番勝てば名人だ」と叫んだ棋士がいたという。 思い返せば、手術すると聞いた昨年秋は、せめて残留してもらいたい...