ごとげんさんからコメントをいただきました。ご存知の方も多いと思いますが、ごとげんさんは、今回の将棋ペンクラブ大賞観戦記部門での最終選考候補作の一作、棋王戦予選特選譜「田中寅彦-矢内理絵子」戦の観戦記を書かれた後藤元気さんです。
この観戦記は、ごとげんさんの「お仕事ブログ」の2007-09-12
に全文掲載されています。とても面白いです。自信を持ってお勧めできます。
また、コメントの4番目に今回観戦記部門大賞をとられた小暮さんが興味深い感想を寄せられています。小暮さんの「来年のペンクラブ大賞の有力候補になるのではないでしょうか」という予言は当りましたね。
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コメントさせていただくのは初めてですね。よろしくお願いします。
子供向け観戦記といえば、だいぶ前に奥山紅樹さんが、小学生に呼びかけるような形式で書かれていました。
内容は将棋や将棋界をほとんど知らない人をターゲットにしていたように記憶しています。
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ごとげんさん、こちらこそよろしくお願い致します。
地下鉄サリン事件直後のテレビのワイドショーで、下里正樹さんという方がコメンテータとして活躍されていましたが、彼こそ奥山紅樹さんだったんですね。下里さんは主に日本テレビ系、木村晋介弁護士は主にフジテレビ系に出演していたかと記憶しています。
子供向け観戦記、昨年の最終選考会でも話題になっていましたが、川北さんの発案に対して、前・将棋ペンクラブ会長で作家の高田宏さんが次のようなお話をされていました。
・とてもいいことなので、新聞社で月1回でもいいからやってほしいものだ。新しい観戦記が開拓できる。
・子供向けは書き手の力量が試される。子供向きにちゃんと書けるというのは相当な腕がなければ書けない。
・十何譜のせるのではなくて、難しい解説はつけずにたとえば三日間、上中下とか。
低学年向けと高学年向けでは多少味付けは変わるのでしょうが、子供向け観戦記というジャンルもできてほしいものですね。