いらっしゃいませ 秋葉原将棋センター デース
新しい手合い係に、大変可愛い娘が入りました
雅美さん・敬子さん(笑顔の若い女性の写真)
この秋葉原将棋センターの広告に関して、湯川恵子さんから驚くべき新たな事実が明かされた。
前回紹介した湯川博士さんの「なぜか将棋人生」が出版されてから数年後、湯川恵子さんが別件で秋葉原将棋センターの社長に取材をした。
その時に恵子さんは、あらためて広告の写真の女性のことを聞いたのだった。
社長の話を口語体にすると、次のようなものだったらしい。
「ああ、、実は、私はこの道場のほかに芸能事務所も経営しているんですよ。広告の娘達は、ウチの事務所の子。あまり売れていない子たちを広告に出してあげようと思って…」。
社長が湯川博士さんに語ったのは、
「あの娘達は、アルバイトで一時入ったんだけど、やめちゃったの。広告の方は私がズボラで、直すのも面倒なんで、そのままにしてるんです。エエ、そんなこと言ってくるお客さんはいませんもの、あそこの道場は」。
”アルバイトで”の前に、「どこの」に該当する言葉が省略されているので、厳密にいえば、社長がウソをついているわけでもない。
秋葉原将棋センターは、建物や設備面は古かったものの、常連客が多く、非常に安価な席料でサービスが良かったという。
手合い係が写真のような若い女性ではなかったからといって、文句を言う人はいなかったと思う。
面白い広告を提供してくれたので、行ったことがない人にとっても記憶に残る道場になっている。
それにしても、やはり、男性は女性から聞かれると、思わず全てを喋ってしまう傾向にあるようだ。
私もそうだ…