将棋マガジン1995年4月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。
2月3日(書道)
神崎六段「今日は人、少なそうやなあ。対局多いし、神戸の人来えへんやろし」
タマ「でも矢倉君(四段)をしつこく誘っといたから来るかも」
神崎「先月、”書道部求む、矢倉、久保”って棋士室に貼っといたからなあ」
タマ「あ、ヤグ(矢倉)ちゃんが来た。勧誘成功!!」
神崎「じゃあ鹿野さん、来月は、なんて書いてはっときます?」
タマ「求む、久保、畠山にする?」
神崎「そんだけじゃぬるいでしょう。よっしゃっ!! ”書道部、求む久保、畠山。矢倉10級間近”でどうです」
タマ「いい、いい、いい。さっそく書くね」
(最初は、求む新入部員だった書道部の貼り紙だが、だんだん名指しになったりしてエスカレートしているのだ)
矢倉四段「ウワーッ。書けば書く程うまくなっていく。このまま続けたらどうなんねやろ」
タマ「ウーム、平和なやつ」
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名指しの募集貼り紙、非常にダイナミックな発想だ。
何かに応用できるだろうか。
試してみよう。
将棋ペンクラブ会員求む、菊池桃子さん[E:shine]
、、、難しいかもしれない。