将棋マガジン1994年7月号、鹿野圭生女流初段の「タマの目」より。
タマ「お、また大阪に来たん?」
森内七段「ええ、さっき(対局が)終わったところです」
タマ「じゃあ、メシメシしますか」
森内「いいですね。でも、その後、暇なんですけど」
マタ「う~ん、明日から松山へ行かなあかんねん」
森内「里帰りですか?」
観戦記者池崎「お見合いですか?」
タマ「違うって、私の実家は高松。松山は仕事。四国はどこも一緒や、思てるなあ」
森内「何時の飛行機ですか?」
タマ「4時位だったと思う」
森内「じゃあ、それまで大丈夫ですね」
タマ「ガーン」
(後の展開はご想像におまかせしますが、私は、飛行機に乗り遅れました)
松山での仕事は私の母校でもある松山大学の将棋部の後輩への指導でしたが、二時間近く遅れてもさすがは後輩、待っていてくれました。
”ホッ”
—–
この夜は、
- 森内七段、鹿野女流初段、池崎さん、で3人麻雀
- 森内七段が阿部隆六段を呼び出し、森内・阿部・鹿野・池崎という面子で4人麻雀
- 池崎さんは観戦記があるので、森内七段が阿部隆六段を呼び出し、森内・阿部・鹿野という面子で3人麻雀
の3パターンしか考えられない。
—–
「何時の飛行機ですか?」という不屈のアプローチ、非常に勉強になる。