将棋文化検定受検日記「調布の街に男涙のブルースを」 (前編)

7:30

起床。

今日は将棋文化検定の日。

勉強しても仕方がないと思いながらも、自分の弱点だった江戸時代の名人について復習する。

自らの手でキーボードを打って覚えれば一石二鳥だと思い、前の晩に、将棋文化検定受検日記「一夜漬け」 を書いている。

おかげで、小野五平十二世名人より前の名人についての知識が少し身についた。

8:30

朝風呂に入る。

9:00

やはり弱点であるアマチュア大会について、日本将棋連盟のホームページで歴代優勝者や開始時期に目を通す。

9:20

そういえば、最近、変な夢を見ることがある。

大学3年の後期、全く授業に出ていなかった微分方程式論の試験を数日後にひかえ、そのあまりの理解しなければならない量と難しさに呆然として、「これでは大学を何年かけても絶対に卒業できない」と思い絶望する夢。

将棋文化検定を受検することが原因ではないと思うが、イヤな夢だ。

なぜ微分方程式論が出てくるのかもわからない。

10:00

NHK将棋講座、NHK杯トーナメントを見る。

高橋道雄九段と島朗九段の一戦。若々しく面白い将棋だった。

12:00

家を出発。

将棋文化検定の東京での会場は、調布市の明治大学付属明治高等学校・明治中学校。

12:30

三鷹駅に到着。

昼食は、駅前にあるマクドナルドで、フィレオフィッシュ、チーズバーガー、ファンタグレープ。

会場までバスで30分の距離。

13:10

調布駅北口行きのバスに乗る。

このような機会がなければ絶対に乗ることがなかった路線だ。

twitterをながめる。

twitter上でも、今日の将棋文化検定の話題が多い。

関西から高崎へ遠征して受検する女性将棋ファン、大阪会場で受検する名古屋や東京の女性将棋ファンもいて、楽しい気持ちになる。

棋士も受検すること、検定終了後のイベントという企画は、大きな効果があったようだ。

13:30

バスは国立天文台の前を通る。

ここにに国立天文台があるとは知らなかった。

子供の頃から知っている三鷹の天文台だ。

13:40

会場最寄りの停留所で下車。

14:00

明治大学付属明治高等学校・明治中学校に到着。

なぜバスを下車してから20分後に着いたかというと、単に道に迷ったため。

芝生が敷かれたグラウンドが美しい。校舎も綺麗。

私の頭の中で青春学園ドラマ系の主題歌が鳴り響く。

その1→太陽がくれた季節 青い三角定規

その2→スクールウォーズ OP

14:02

受付をすませ教室へ。一教室は33人。

テレビ局も取材に来ている。

配られた案内図を見ると東京会場は、

2級111人、4級158人、6級124人、9級90人の受検者数。

想像以上の受検者数だ。

14:15

今回は、新四段の上村亘四段、石田直裕四段、渡辺大夢四段も試験官として活躍する。

私の教室は、渡辺大夢四段が試験官。

説明の後、問題と解答用紙が配られる。

持ち時間は60分。

私が受ける2級は40問が3択で1問2点、10問が記述式で1問3点の配点。

110点満点ということになる。

14:30

検定開始。

今回の私の中での目標は80%の正答率。

1ページ目、ざっと目を通すと、9問中1問がわからない問題。

やさしい問題もあるが、将棋世界を真剣に読んでいないとわからない「森内名人が今年の名人就位式でもらった記念品は?」のような時事性のある3択問題もある。

ブログをやっていたおかげで解けた問題もあった。

森内俊之名人が永世名人になったのは何年かという3択問題。

このブログを始めた2008年6月、名人戦で森内名人が羽生善治挑戦者に敗れており、関連する記事を書いている。

その前の年に永世名人になっているはずなので、解くことができた。

1ページ目は、戦後から現代までの名人や名人戦に関連する問題だった。

14:38

9問目の答えが月なのか亀なのか菜の花なのか分からないのは気になったが、まあまあ快調かなと思いながら2ページ目を開く。

2ページ目と3ページ目を見て、心が急に暗くなった。

(つづく)